長岡花火と飯豊山シリーズ最終回です。
前回はこちら。(長岡大花火編)
さて長岡花火の余韻もままならないうちに、憧れの飯豊(いいで)山へ登山しに行きます。
車で三条燕ICから高速で、磐越道の会津坂下(ばんげ)ICを降り、御沢(おさわ)野営場に着いたのが午前1時半。
ほぼ満車でした。
少し仮眠したのち、夜明け前にスタート。

いきなり熊出没注意の看板があり、出会わないことを祈る。
天候は安定していて、上十五里あたりまで順調に進む。

夜が明けてきた。

高度も温度も上がってくる。
途中の水場は水量豊富で冷たくて気持ちいい。
なお、このコースは小屋でもペットボトル等で飲み物は買えますが、環境保護の観点から下界まで持ち帰りです。
ですので水分が多めに欲しい人は、スポーツドリンクの粉末など持参して、水場でしっかりと補給が好ましいかと思います。

そのあと岩場と鎖場とヤセ尾根が続き、足の置き場に困る程ではないけど、ココ落ちるとヤバい場所もあり慎重に通過。
三国岳避難小屋(地図上は三国小屋)に到着。
売店あり。

三国という名前通り、新潟・山形・福島の三県が合流する形になっています。
ただ、以下地図の通り、
三国小屋(右下)~飯豊山頂(中央上)~御西岳(左上)
まで県境がとても特殊な形になっています。

https://maps.app.goo.gl/ZsaD6VSRMiJBLDvV9
理由は以下Wikipediaより
南東麓の福島県側から山頂を経て御西岳に至る登山道付近のみが福島県喜多方市になっており、山頂付近は喜多方市である。
理由は、明治期の廃藩置県で飯豊山付近が新潟県に編入されたが、飯豊山神社は麓宮と奥宮で一宮であるとする福島県側の猛烈な反対運動により、参道にあたる登山道および山頂を再び福島県にすることで決着した結果である。
そのため、福島県の県境がいびつな形になっている。
という訳で、御沢野営場~飯豊山頂は意外にも喜多方市を基本ずっとトレースすることになります。
ここからまあまあアップダウンが続きます。

切合(きりあわせ)小屋に到着。売店・トイレあり。

小屋に水場がありこういう暑い日はとても助かった。

平坦に見えて岩付きのアップダウンが結構あります。

見えにくいですが、「飯豊本山」(飯豊山の別称)と書いてあります。

いよいよ最後の登り。
ドピーカンと曇り風の繰り返し。

登り切って本山小屋のテン場通過。

そして本山小屋到着。

隣接の神社でお参りし、小屋にて書き置きタイプの御朱印を拝受しました。
初穂料:500円。持参した御朱印帳に挟みました。

ここから飯豊山頂まで気持ち良い主稜線!
空身でココだけ走りました!
ただ油断して、左外くるぶし付近をグネりました(1回目)。゚(゚´Д`゚)゚。
Xテープ2重巻きのお陰で大事には至りませんでした。


ようやく山頂!


奥の主稜線に行ってみたい行ってみたい。。。。ゴクリ(;゚д゚)
ま、また今度ね。。。゚(゚´Д`゚)゚。
なお、速いトレイルランナーさんはこの先の飯豊連峰最高峰である大日岳まで行くそうです。
えっ僕ですか、行き(行け)ません!
頂上では西側(写真奥)から来た人、飯豊山荘から直登のダイグラ尾根から来た人を含めた3方面の人達で少し賑わってました。
ダイグラ尾根から来たトレイルランナーさんが居て、しばし飯豊談義。
僕の登ってきた御沢ピストンは岩が多いし意外とややこしくて苦手と。
確かに。
......いや待って、ダイグラ登ってきたあなたの方が凄いです!

さて同じ道を下山。
岩場が多いのでコースタイムが短縮出来る訳ではなく、かつ、下るごとに日中時間と重なり、暑さマシマシ。
。。。と、油断して同じ左外くるぶし付近をグネる(2回目)。゚(゚´Д`゚)゚。
一応大丈夫そう。。。
下って最後の小屋である三国小屋で胃が受け付けず、何を飲んでも食べても吐きそうなやや熱中症だったので、日陰のベンチで横になりながら休憩。
グネった足も再確認して異常なし。
ただ駐車場までまだあと3時間の下り。
暑いのもありますが、そもそも木曜夜から寝不足でのタイトな日程だったため、そりゃ内臓もやられるよな・・・としばし仮眠。
しばらくして起きて、下ってきたトレイルランナーさんとお話。
10くらい年下?で那須塩原在住の男性で、飯豊連峰はよく登っておられ、ここでも色々と山談義をした。
「飯豊、どうでしたか」と聞かれ、僕が「また飯豊に来たいです」と答えると、「わざわざ遠方から来てくれて、そう言ってくれて嬉しいです」と言われ、こちらも嬉しくなった。
この方が、あとで大きな助っ人になって頂くとは知る由もない。
そのあと下山してきた70代テント泊ハイカー郡山在住男性さんとも山談義した。
「下りあと3時間あるから食べとかないとねぇ」と、とても優しそうな笑顔でおかゆをチタンマグで食べながら楽しそうにお話しされてたのが印象的でした。
胃腸は受け付けないけど、いちおう体調が戻ってきたので日が暮れないうちに下山開始。
右の「川入」方面へ。往路にあった岩場・鎖場・ヤセ尾根を慎重に。

そして気温が更に上がりながら何とか降りていくと、先ほどの那須トレイルランナーさんが脚を引きずって歩いていた。
「大丈夫ですか?」とお声がけすると、足裏にマメが出来たそう。ゆっくりとお大事に、と言い、先を行く。
やっと下十五里過ぎたあたりの残り600m地点まで来た。
そこで、また同じ左外くるぶし付近をグネる(3回目)。゚(゚´Д`゚)゚。
今まで大きなケガは一度もしなかったのですが、一番大きなグネり方だったので、心の中で「ヤバいヤバいヤバい」と思い、いったん道を外れて応急処置。
患部は少しの熱と圧痛と腫れがあり、あーあともう少しなのにーとここで身も心ももがれ、しばらく三角座りで休憩(という放心状態)。
それでも左足に負担を掛けなければゆっくり下山できそうで、あと600mだしもういいやでザックをなぜか前に持ち(通勤電車で皆がよくやるアレ)、ゆっくりと下山。
何とか日が暮れる前に駐車場へ下山。ふぅ。

野営場の管理棟に寄り、自販機が無いか聞くと、ここは無いとの事。
そこに居た2人のうちの1人の妙齢男性から、
「今から風呂に行くなら、その絆創膏は外しておいた方がいいぞ~」
と笑顔で言われ、ばっ絆創膏?????と思いましたが、すぐ(予防用)膝テーピングの意味だと推測できたので「はい(^^)」と答えました。
要は風呂に汚い格好で行かないでという意味ですね。
下山後は駐車場から約7kmにある「いいでの湯」へ。
17時まで500円、21時まで300円。
シャンプーリンス・内湯と露天風呂あり。
サウナ・水風呂・タオル無し。
19時半まで食事可。
このいいでの湯への移動中に超ゆっくり運転してても、クーラー最強でも身体の火照りや荒い息づかい(熱中症が原因)、幻聴や車酔い(寝不足が原因)が少し起こり、今まで下山後こんなことは無かったのに、と思いながら、何とかいいでの湯へ。

ある程度荷物をまとめて綺麗にしてから、受付へ。
ここで登山中のゴミを捨てれます。
風呂でシャワー浴びてても、幻聴(AMラジオの喋り声)や胃腸の気持ち悪さがややある。
脳と内臓がやられている。
少しだけ湯船に浸かっていると、那須トレイルランナーさんがちょうど入ってきた。
足のマメは痛いけど大丈夫そうでヨカッタヨカッタ。
色々お話を伺い、僕は左足を冷やそうと先に脱衣場へ。
その後、休憩場で荷物整理しながら、いつにない疲労感が襲ってきたので、しばらく横になっていると、その休憩場で那須トレイルランナーさんがざるそばを食べていた。
僕の寝ていた姿を見て心配して下さり、軽い熱中症と寝不足が原因で明日は山に行かずにゆっくり関西へ戻る旨を伝える。
すると、何も言わずジュースを差し入れて下さった。
「これガブ飲みせずゆっくり飲んでください」と。
す、すみません。。。。。。。゚(゚´Д`゚)゚。

また、
「うーん…、その身体の状態なら、近くのビジネスホテルでしっかり休んだらどうですか?もうお互いいい歳ですし(注:お互いの年齢は知らない)」
と提案して下さった。
そもそも木曜夜からちゃんと寝てないし、気軽に車中泊しても歳を取るにつれてきちんと身体を休めてないのは確かだし、そうだよな~と心の中で同意し、近くのビジネスホテルをスマホ検索することに。
ただ、今は8/3土曜夕方。
しかもここは喜多方で、近くの大きな街は会津若松。
どの宿泊アプリを見ても、このエリアは15000円以上の素泊まりか朝食付き旅館系しか無い。
明日帰るとしても、渋滞する都心経由より、新潟経由の北陸道周りの方が時間が読めるので、そちら方面で泊まるのが好ましい。
だから都心側の郡山や福島は避けたいが、新潟方面は長岡大花火が今日も開催しているので宿はほぼ無理。、。
那須トレイルランナーさんが
「そもそもココって宿ですよね?僕スタッフに聞いてきます。」
と即座に聞いてくれた。
すると宿のスタッフが来て、「今日は1宿だけ空いてます」とのこと。
素泊まりでも朝食付きでも良く、近くに朝食食べる場所も無いので、朝食付きでお願いしました。
7760円。泊まれて良かった!!
また体調不良なら救急車を呼ぶことも提案してくれましたが、そこまでではないので様子見で。
那須トレイルランナーさんはここでお別れ。
下道で3時間半かけて那須塩原まで帰るとの事。
謝意を述べて、またいつかお会いすることを約束しました。
で、用意された部屋がこちら。

広い。。。。。。ありがたい。。。。。。゚(゚´Д`゚)゚。
寝る用意をしつつ、19時半まで夕食が食べれるので、まだ食欲は無いですが、せっかくなので地元名産の山都ざるそば(900円)を注文。

本来なら大盛でも食べれるくらい凄く美味しかった!!!
けど、食べて体調不良になってはいけないので、少しづつ噛んで頂いたいろはすで胃に流し込む感じで何とか完食。
部屋に戻り、そもそも僕は家にテレビが無いので(特に無くてもネットで十分情報収集できるので)、久々のテレビでオリンピック中継を少し見つつしばしまったりと過ごす。
部屋はドコモ電波がつながらないので(食堂とか場所によっては繋がるけど)、デジタルデトックスされてイイ。
オリンピック観てたらキリがないので早目に就寝。
翌朝まで泥のように眠りました。
その泥具合をカロスで計測しましたが、こんなに非睡眠が少ないのは計測して初めて。

翌日、起きたらびっくりするくらい胃腸の調子も戻ってました。
改めてベッドの凄さ(加齢による衰えとも言う)を実感しました。
朝食もどれも美味しかった!

思わずごはん3杯食べました。
本来、元気であれば、他の山を登ろうと思っていましたが、足も体調もマシなうちに関西に戻ることに。
途中の北陸道の名立谷浜SAで白エビそばを頂いて、

その日の夜に無事帰宅出来ました。
タイトなスケジュールでしたが、下調べと現地の方々のお陰で、とても充実した旅となりました。
大変ありがとうございました!
長岡花火も飯豊へもまた来たいです!
他の日本三大花火や、飯豊はあの綺麗な主稜線を縦走してみたいな。
その前に健康な体あってこそ、ですね(^^;
#旅行 #長岡花火 #長岡大花火 #登山 #飯豊 #ファストハイク #トレラン #温泉